解体工事
~東京住宅管理が目指す解体工事~
日本の建物構造は大きくわけて木造・鉄骨造・RC造・SRC造に分類されます。解体工事は物件や周囲の状況によって工法を変えながら作業をしていくため、建築物についての幅広い知識が必要とされます。建物の規模にかかわらず、何よりも丁寧な施工を心がけております。事前の工事内容の説明はもちろんのこと、工事中の粉塵飛散対策や騒音対策などを徹底して行っております。狭小地や車両の進入が困難な場所など難しい現場でも状況に合わせて対応いたします。皆様からのご相談をしっかりとお伺いし、一件一件のご依頼に合わせてご満足いただける最適なサービスを提供しております。最近は空き家や建て替えの為の解体、老朽化が進んだ倒壊の恐れのある建物の解体の需要が増えており、業者様だけでなく個人様からのご依頼も増えております。
私たち東京住宅管理は、日夜努力を重ね、品質の向上、職業意識の強化、時間厳守に着実に取り組んでまいりました。弊社では、様々な選択肢と幅広い価格をご用意することで、あらゆるご予算に対応しておりますので、必ずお客様のご希望に沿う方法が見つかります。以下から弊社が提供している全サービスをご覧いただき、ご質問があればお気軽にお問合せください。
木造解体
建物構造として一般住宅やアパートに多く見られる種類となります。費用も他の構造に比べると低額に抑えられます。
一口に木造と言っても在来工法・ツーバイ―フォー構造・地下付きなどによって工事金額に幅がでます。また基礎の構造も布基礎とベタ基礎によって金額に差がでてきます。その他に立地状況(前面道路の幅員)により大きく変わって参ります。一番低額に抑えられる要素としては全面道路が広く敷地内に建物以外の物(樹木・倉庫・車庫・道路との高低差等)が無い昔ながらの建物が条件としては低額に抑えられる傾向となります。御見積の現地調査時間としては30分程度で状況 によりますが、3日~5日程度で金額のご提示は可能です。
鉄骨造解体
軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類があります。軽量鉄骨は一般住宅や集合住宅で広く施工され、重量鉄骨は3階建て以上の中・高層階向けとして施工されるケースがありますが、集合住宅+店舗などの併用建物として施工されているケースもございます。
住宅・店舗・マンション・ビルなど、多くの用途を持つ鉄骨造の建物。一般住宅向けの軽量鉄骨造であれば木造(在来工法)の3割増し程度で費用はすみますが、重量鉄骨造では建築年度により石綿吹付材(危険度レベル1)が内部に施工されている建物については分離解体となり、事前に専門機関に石綿の含有調査を行いその結果に伴い施工計画をしていかなければなりません。本体の解体工事前に石綿含有材の撤去工事を行う2段かい工法のような作業になりますので、石綿が使用されていない建物の解体費と比較しても1.5~2倍程度まで費用がかさんでいきます。見積の前に事前簡易調査を行い、必要に応じて建築図面をお預かりし、見積範囲についての下調べを行ってからの現地見積調査となっていきます。調査時間も規模により変動しますが、1~2時間程度は必要となります。また石綿含有材使用レベルにより数回に分けての調査を実施しなければならない為、見積金額提示までのお時間が最低でも1週間以上はかかりますので、ご心配やご不安な点を明確にするためにもお早めにお問合せ頂ければ簡単なご説明はさせて頂きますので、まずは所有する建物が該当するかどうかだけでもご確認頂ければと思います。
RC造・SRC造解体
一般住宅でも最近は増えてきていますが、基本的には大型建物(ビル・学校・団地・特殊建物)がこの構造で施工されております。
RC造とは鉄筋コンクリートのことで、SRC造とは鉄骨とRC造が複合されて建築された建物になります。どちらも非常に頑丈な造りとなっておりますので、解体工事も大掛かりになることが多く、粉塵や騒音・振動の対策、工事前においては周辺近隣のお宅も事前調査(通常家屋調査と呼んでいる)も行っておく事が必要になります。また鉄骨造と同様で複合型の建物であれば石綿建材の事前調査も必要となって参りますので、工事着手前においても法に基づいて対策を講ずる費用が発生致します。また工事工期も一番最長となりますので、必然的に工事費用は木造や鉄骨造と比較しても一番割高にはなってきます。経験と実績が無いと一口に解体業者に見積を依頼しても対応出来ない会社もございますので、まずはお気軽にお問合せください。
解体工事の流れ
1.お問い合わせ
まずは建物の状況などをお伺い致します
2.現地調査
お客様のご都合に合わせて実際に建物の構造や近隣状況を確認致します
3.お見積り作成
現地調査後、詳細なお見積りを作成いたします
4契約・着工日の決定
お見積りに問題がないようでしたらご契約となり、打ち合わせののち日程調整に入ります。
5.建設リサイクル法届出書役所申請
延床面積が80㎡以上の建物は、7日前までに各自治体への提出が義務付けられています
6.ライフラインの
撤去手続き
電力・ガス・水道・電話回線・ケーブルTV・インターネットなどの工事前事前精算及び撤去等の手続きとなります。
7.近隣の方々への
挨拶回り
解体工事着手前(2~7日前程度)に、ご近所へ工事説明等のアナウンスを行います。
8.解体工事開始
細心の注意を払いながら解体工事を進めて参ります
9.廃棄物の処理
解体した廃材を品目ごとに分別、集積し弊社で契約をしている産業廃棄物専門の処理場へ運搬致します。
10.整地
解体が完了した現場をきれいに整地致します
11.解体工事完了・ご報告
整地完了しましたら速やかにご報告し、現地にて立ち合い確認していただきます
12.請求書
減失証明書等の送付
必要書類を送付致しますので、ご精算を行い、全行程終了となります
施工事例
建物全景写真
周囲の養生シート状況
建物全景写真
住宅ハウス展示場内での解体は通常の工事と比較し、歩行者の往来が多い点と作業形態が少し異なる独特のルール手順において対応しなければならない部分があります。実際に家を建て替えるお客様方が私共の工事を興味深げに見られますが、普段通りの作業手順を遵守し安全に工事を完了させました。
住宅展示場内の木造2階解体 (立川市)
木造(2×4造)の共同住宅は在来工法の構造と比べ強度が強い為、内部の造作材などを手で丁寧に取外し躯体だけの状況になってから重機にて解体する工法となりますので、通常の作業工程が長くなるので、解体費用が2~3割程度は割高になります。
木造2階建て集合住宅の解体(文京区)
重量鉄骨造は内部造作材をすべて手で除去してから躯体を解体します。また隣地との余地が狭いため、外壁材(ALC材)が飛散しないように注意しながら作 業を行わなければならない点と基礎地中梁が頑丈に作られているので解体時での振動、騒音などに配慮し近隣にご迷惑をかけないように気配りしながら行った工事となります。
重量鉄骨造3階建の解体 (武蔵野市)
コインパーキング(駐車場)の解体は土間(アスファルト・コンクリート)のはつりと外周に設置されている塀などの撤去がメインとなります。建物の解体と比較すると工期が短期間で完了出来る点と費用が安価で済む利点がございます。
コインパーキングの解体 (世田谷区)
軽量鉄骨造2階建ての病院で、工事中も奥側に出来た新築棟にて診療をしていた為、患者さんへの配慮をしながらの作業となり、通常よりは振動・騒音・粉塵などをできるだけ減少させて行う工事になりました。
軽量鉄骨造2階建て医院 (三鷹市)
お庭の一部にある樹木植栽、垣根の伐採伐根と外周塀の撤去作業になります。建物の解体だけではなく、このような内容の作業にも対応しております。また物置内の 不用品や粗大ゴミで出せない物(ブロック・レンガ・植木鉢・壊れた脚立等)についてもお気軽にご相談ください。